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月の半分は慰問コンサートのスケジュールが入りました。
慰問先、全てに資料を配りましたが反応はなし
日々のガソリン代がジリジリと貯金を減らしていきました。
「厚生省の認可が下りる前に、これでは貯金が底をつくぞ・・・
何か他に収入の道をさがさないとボランティアも続けられない!」
私は日銭の稼げる手段を探すことにしました。
そんなある日、知人から”耳ロウソク”をやってみないかとの電話
早速、研修を受けに行きました。
耳ロウソクとは筒状のロウソクを使って
耳垢や耳の中の老廃物を吸い出すというものでした。
「これは珍しい・・・エステサロンに営業してみるか・・・」
私はエステサロンに売り上げの3割を場所代に払うことを条件で
呼んでもらえるよう”出張します”の提案を持っていきました。
当初は物珍しさから声が掛かりましたが、すぐに全く呼ばれなくなり
研修費用5万とロウソクの仕入れ10万の元も取れずに終わりました。
ただ、思わぬ副産物もありました。
当時シャンプーを変えたことで育毛効果が出た私は
たまたま、その経過を写メで記録していました。
そこで資料を作りエステサロンに見せたところ
「アンタ、耳ロウソクより、こっちの方がよっぽど凄くない!?」
7掛~5掛卸の条件で取り扱ってくれることになりました。
その後、紹介もあり美容室、理容店などでも
取り扱ってもらえるようになりました。
「なんとか他に収入源を確保した
これでボランティア活動は続けられるぞ・・・
厚生省の認可が下りる前に破綻せずに済む!」
私は再び介護業界に人脈を築くことに
野望を燃やすことになりました。
まさか、このシャンプーが本業になるとは
この時夢にも思わずに・・・
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